company会社案内

代表挨拶

中食産業の中核を
担う企業として

「ローソン」の中食事業に特化したメガベンダー

私たち日本クッカリー株式会社は、1998年に日本水産株式会社(2022年12月1日に株式会社ニッスイへ社名変更)の子会社4社5工場が集結し、それまで各々で展開してきたお弁当やお寿司、おにぎり、麺料理などの製造会社が結集して設立した会社です。設立以前から大手コンビニエンスストアのローソン社向け商品に特化しており、現在は幅広いカテゴリーにて商品開発から製造・供給までを手掛け、コンビニエンス・ベンダーとして高い顧客シェアを獲得しています。1日あたり100万食におよぶ食品の製造と供給を24時間・365日体制で行っており、ニッスイのグループ会社として安定した経営基盤を築いています。

「日本の台所・調理室」の思いが込められた社名

私たちの社名である「クッカリー」は英語で台所、調理室の意味を持ちます。幅広いカテゴリーの様々な商品で日本の食卓を楽しく美味しく彩りたい、もっと手軽に和める時間をお届けしたい、という思いから、「クッカリー」という言葉を社名に掲げました。親会社であるニッスイも、新しい「食」の創造を掲げ、個食や簡便対応カテゴリーを強化していこうとしています。私たちはその一翼を担い、お客様の台所、調理室であり続けたいと考えています。

企業理念に込められた社会貢献への思い

当社の理念に『資源を大切にし、地球や海に感謝の気持ちを持ってお客様と共に喜びを感じたい』があります。ここに出てくる海は親会社であるニッスイが主要事業の一つとして海産物を中心とする食品加工事業を行っていることに関係していますが、当社でもサステナビリティへの取組みとして、自然環境全体まで視野を広げた解釈を行っています。私たちの事業ではお弁当などの容器に多くのプラスチックが使用されていますが、食べ終わった後の廃材が海をはじめとする環境に悪影響を及ぼすことが問題視されています。それに加えて食品廃棄によるフードロスの問題など、私たちは様々な環境問題への対策が求められています。
少しでも自然環境の保全に貢献できるよう、当社では持続可能な循環型社会を構築する社会的責任の一端を担うべくISO14001の認証取得、そして廃棄物の削減に対する様々な取り組みを行っています。それと同時にたくさんのお客様に対して、より安心して美味しいお弁当などを召し上がっていただくため、特に工場における安全対策の強化にも取り組んでいます。これは商品の安全面はもちろんのこと、そこで働く従業員の安全確保も含まれています。

これから先、当社が目指していくもの

当社が今後も安定した成長を続けていくためにも、コンビニエンスストア・ベンダーとしてローソンに特化した事業展開は変わることがありません。その確固たる協力関係を維持しながら、これから目指すべきは日配品やデザートなど、新しいジャンルへの挑戦です。まずその第一歩として冷凍食品関連の新会社を設立。新たな商品開発を行うことで、商品の幅を広げていこうとしています。
こうした取り組みの根源にあるのは、美味しいものをつくり、たくさんのお客様に喜んでいただきたいという思い。『ローソンのお弁当って美味しいよね』と褒めていただけるよう、これからも日本の調理室としての存在価値をより確かなものにすべく、従業員が一丸となって邁進していく所存です。

日本クッカリー株式会社
代表取締役社長執行役員
横山 裕昭